1/4 さみしいとたくさんたべます

論文提出直前のTexまつり.

 

図番号の形式を「図1:〇〇」じゃなくて「図-1 〇〇」にしたい

必要な作業は

・コロンをなくす

・図-という表記にする

の二つ.ちなみに以下のは図だけじゃなくて表にも使えると思います(figureをtableにすればよい).

okwave.jp

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

\makeatletter
\long\def\@makecaption#1#2{%
\vskip\abovecaptionskip
\iftdir\sbox\@tempboxa{#1\hskip1zw#2}%
\else\sbox\@tempboxa{#1\ #2}%
\fi
\ifdim \wd\@tempboxa >\hsize
\iftdir #1\hskip1zw#2\relax\par
\else #1\ #2\relax\par\fi
\else
\global \@minipagefalse
\hbox to\hsize{\hfil\box\@tempboxa\hfil}%
\fi
\vskip\belowcaptionskip}
\makeatother

これをプリアンブル(\begin{document}の前)に入れる.jarticle.clsの対応する箇所から:を\ (半角空白)に置換するよう指示しているらしい.

 

これに加えて,\makeatletterと\makeatotherの間に

% 表示文字列を"図"から"図-"へ
\renewcommand{\figurename}{図-}

 これを入れる.

d.hatena.ne.jp

このページはいろいろ役に立ちそうなのが載っていておすすめ.

% 図番号を"<章番号>.<図番号>" へ
\renewcommand{\thefigure}{\thesection.\arabic{figure}}

% 章が進むごとに図番号をリセットする
\@addtoreset{figure}{section}

とか.

 

 

参考文献のスタイルを変えたい

デフォルトだと本文中も参考文献のまとめの中も[1]みたいな表記だけど,これを本文では上付き片かっこ,参考文献まとめは普通の片かっこにする.

文中の記号は「\cite」というコマンドを使って引用します.
そのため,変更するのは「\cite」です.

まず,プリアンブルの「\makeatletter」と「\makeatother」の間に,下のように入力します.
\renewcommand{\@cite}[1]{\textsuperscript{#1)}}
ここでは,「\renewcommand」というコマンドを使って,「\cite」を定義しなおしているのです.
一番最後の「\textsuperscript{#1)}」の部分が上付き文字(superscript)の片括弧「1)」を表しています.
なので,他の表示方法が良い場合はこの部分を書き直してください.
また,「#」を消してしまうと,全部の数字が「1」になってしまうので,注意してください.
と,
文章の最後につける参考文献の部分の表示の変更方法です.
これは「\biblabel」というコマンドを変更します.
1.と同じで,プリアンブルの「\makeatletter」と「\makeatother」の間に記入してください.
\renewcommand{\@biblabel}[1]{#1)}
上をそのまま記入すると,参考文献欄では「1)」というように表示されるようになります.
もし両カッコにしたいという場合は最後の「{#1)}」の部分を「{(#1)}」に変更すればOKです.
めちゃめちゃわかりやすい…!

www32.atwiki.jp

 

ページ数を表示しない

いろんな人から集めた論文を印刷する場合とかだとよくある?のかも?ページ数を入れないで送ってください,というやつ.

at-aka.blogspot.jp

 

Texの図や表の挿入位置がうまくいくおまじない

おまじないって書いたけどほんとうにおまじないなわけではない.笑

位置指定のtbphの前に感嘆符(!)を付ける.より強い希望を表すことができるので優先されやすくなる.

 

図や表の配置

必ずうまくいくわけではないのだけれど,ちょっとパワフルになれる(気がする)方法.ちょっとはっぴー!って大事(ちょっと違う)